No.282 ガットゥーゾ

「ボールを蹴るのが下手くそなサッカー選手はすきですか?」


僕は
サッカーが大好きですが
好きな国はと問われると日本以外なかなか浮かばないんです。

以前
イングランドを応援していると書きましたが、好きというより、
メンバーが強かったので賭けをして好成績を期待したにすぎません。

しかし好きな国ではなく選手ならいっぱいいます。

例えばガットゥーゾ





いや大好きな選手
「ガットゥーゾ」

強いて言えば、
マイ フェイバリット
「この人、頭おかしいんじゃないの?」プレイヤーです。


彼について今日は無駄に熱く語りたいとおもいます。
多分語りつくせないので、ボロボロ話します。


彼は
イタリアの名門ACミランに所属するイタリア代表の、
対人に異常なほど力を発揮する守備的ミットフィルダー(スタメン)なのですが

準決勝を前にインタビュアーに、
「イエローカードは怖くないですか」
と聞かれ、

「出されたら喰ってやる!」

……

と答えていました。


どんな選手か少しイメージできましたでしょうか?


サッカーのことをフィールド上の格闘技という人がいますが、
それでいうなら
彼はまさにそのフィールドに立つ、素手のグラディエーターです。
ドラクエで言うところの
覆面マントにパンツ一丁のエリミネーターとでも言いましょうか・・・

なんつーか、こう・・・サッカー選手っぽくない・・・


顔は僕的には、
トム・クルーズとゴリラを足して2で割ったようなイケメン
だとおもうのですが、
とにかく粗暴が荒い・・・

ひとつブラウン管を見ていて忘れられぬ彼のエピソードがあります。
それは、05・06シーズンのチャンピオンズリーグ vsバルサ戦でのこと。

対面に天才ロナウジーニョを迎えた、ガットゥーゾ。
僕的にはこいつ、球の扱いがうまくない・・・

友達が言っていました。
一昔前ACミランが来日した際、試合前のアップで
ピルロとロングパスの交換をしていたそうなのですが・・・
ピルロがガットゥーゾの足元にピンポイントのロングパスを蹴るのに対して、
ガットゥーゾはピルロを右に左に走らせていたそうです。

名門ACミランでミラニスタから最も愛される男は
確実にボールを蹴るのがへたくそです。

さて話を戻しましょう。
対面に天才ロナウジーニョを迎えた、ガットゥーゾ。

ここぞとばかりに正面から勝負を仕掛けてくるロナウジーニョ。
それを正面から受け止めようとするガットゥーゾ。

そしてなんと、
そのまま本当に正面衝突してしまったのです。

後ろに吹き飛ぶロナウジーニョ。
明らかに顔に戸惑いの表情が見て取れる・・・

しかしガットゥーゾの方はというと・・・

なんと、両手をつき挙げて吼えているではないか!!

オマエは本当にサッカー選手ですかと!!

その前に
オマエは本当に人間ですかと!!

強く言いたかった。

ていうか、
すげー笑った。


今回のW杯
彼はイタリアの影のMVPではないかと思う。
対戦相手のエースをことごとく潰してきているのだから。

さぁ、今宵の相手は、あのジダンだ。
W杯最高の舞台で二人はどういうダンスを踊ってくれるか?
ガットゥーゾはドラミングか?

ジダンvsガットゥーゾ

ああ、早くみてぇ!!

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P.S.こんな記事から人柄が・・・

【W杯】伊代表ガットゥーゾの奇行


イタリア代表ミッドフィルダーのジェナロ・ガットゥーゾは喜びを抑えきれなかった。彼は勝利を確信したかのように飛び跳ね、歓呼するイタリア応援団に向かって両腕を高々と挙げた。27日(韓国時間)、オーストラリアとの決勝トーナメント1回戦の後半ロスタイムに、ファビオ・グロッソがペナルティー・キックを得た直後のことだった。

 意外にもガットゥーゾが走っていった先はオーストラリアベンチ。歓呼の声を上げるガットゥーゾの目の前には、気分の良いはずがないヒディンク監督が立っていた。険しい形相をしたヒディンク監督が何回か胸を小突いても、ガットゥーゾはおかまいなしにニコニコし続けていた。

 2002年ワールドカップの決勝トーナメント1回戦で、ヒディンク監督率いる韓国代表に敗れたガットゥーゾは「オーストラリアはゴールを切り裂く1発を出せなかった」と評し、勝利を喜んだ。

 ガットゥーゾの奇行は今回が初めてではない。イタリアが2対0で勝利した1次リーグのチェコ戦でも、フィリッポ・インザーギが2点目のゴールを決めると、ガットゥーゾはベンチにいるマルチェッロ・リッピ監督のところへ駆け寄った。お互い抱き合うかに見えたが、ガットゥーゾは右腕を伸ばし、いきなりリッピ監督の襟首をつかんだ。このシーンは、まるで白髪交じりの監督の胸ぐらをつかんだかのように見え、「ガットゥーゾの下克上」というタイトルでインターネット上での話題になった。

 ガットゥーゾは、疲れを知らない底なしの体力とあふれる闘志でグラウンドを走り回ることで定評のある選手だ。ケガをも恐れぬ激しいプレーで、時には闘牛にも例えられるが、韓国のネチズンからは「家畜牛」というあだ名をつけられている。

 頭を髪とひげで覆うように長く伸ばしたガットゥーゾは、特に自身のルックスにプライドを持っており、イタリアで流行ったジョーク、「トッティ・シリーズ」にも登場する。

 「トッティとガットゥーゾがウソをつくと消えてなくなる鏡の前に立った。まずガットゥーゾが『おれが世界で1番かっこいいサッカー選手だ』と叫ぶと、鏡は消えてなくなった。トッティは『わたしが思うに…』と口を開いただけで鏡は消えてしまった」
by 123455677 | 2006-07-10 01:40 | 蹴球
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